教えます!賢い電気の節約術

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家電製品の省エネ方法②照明器具
照明器具で省エネするなら、白熱灯より蛍光灯。【第五回】

年間を通じて使う家電製品で、冷蔵庫の次に消費電力が多いのは照明器具。家が広くなると当然照明器具の数も多くなり、えころ一家もあかりの消し忘れには頭を悩ませています。


次に省エネ方法を考えたい家電製品は照明器具です。えころさんのお宅も新築されて、照明器具の数が増えましたよね?

それはもう。以前は狭い社宅でしたから。

まず、照明には大きく分けて白熱灯と蛍光灯があることはご存じですよね。白熱灯と蛍光灯をほぼ同じ明るさのもので比較すると、こんな違いがあります。

冷蔵庫の大きさ

ランプ代は蛍光灯の方がかなり高いですが、消費電力やランプ寿命は蛍光灯の方がはるかに優れています。ですから省エネだけを考えるなら、あかりはすべて蛍光灯にしてしまった方がおトクなんです。

私、実はリビングの照明をシャンデリアにしたかったんですけど、シャンデリアってほとんど白熱灯なんですね。

確かに、シャンデリアのような雰囲気を重視するあかりは、白熱灯タイプが多いですね。蛍光灯は広範囲を昼間のような光で明るく照らしますが、白熱灯はあたたかみのある光で陰影をつけたライティングが特長です。
リビングのシャンデリアの場合、ランプが5~6灯は必要でしょうから、上の表の5~6倍で計算する必要がありますね。

だから泣く泣くあきらめたんです。リビングをシャンデリアにするのが夢だったのに・・・

あきらめるのはまだ早いですよ。今は上の表のような電球型蛍光ランプを使ったシャンデリアも販売されてますし、光色も白熱灯のようなあたたかみのあるタイプが出ています。次の買い替え時には、シャンデリアに模様替えしてもいいんじゃないですか?

そうなんですね!

ランプを変える以外にできる省エネとしては、
調光という方法もありますよ。

チョウコウ?

照明器具によっては、明るさ100%の全点灯と0%の消灯、豆球以外に、明るさを調節できる機能がありますよね。これを調光といいます。
100%の明るさが必要ない場合、たとえば50%や70%などの明るさに普段から調光するようにすれば、電気代の節約になりますし、ランプ寿命もかなり延びるんですよ。

なるほどねぇ。それは思いつかなかったなぁ。

調光するのは居室の主照明など大きめのあかりにすると、消費電力が大きいだけに効果的ですね。
夕暮れどきなどに200Wの照明を80%に調光するだけで、20Wの常夜灯をひと晩中つけるのと同じぐらいの電気を節約できますから。あと、つねにつけておく必要がないなら、センサー付のあかりもいいですよ。

ああ、人が来ればパッとついて、
人がいなくなると消えるやつですね?

そうです。センサー付のあかりは、玄関や廊下や階段など、人が移動する空間に向いています。
人がいるときだけつけばいいわけですから。

本当だわ。階段のあかりがいつもつけっぱなしなんてもったいないもの。

僕の部屋もセンサー付にすればいいんだ。
そうすれば、もうつけっぱなしで叱られなくなるよ。

残念ながらセンサー付は居室には向かないんですよ。人の動きを検知して点灯するシステムですから、じーっとしてると、あかりが勝手に消えてしまうんです。

そうなんだ~。

博士、うちの階段は一晩中足元灯をつけてるんだが、
これも電気代のムダになるかね?

年をとると夜のトイレの回数が増えましてね。
足元灯は便利だわ。

階段は家庭内事故の多い場所ですし、夜のトイレ回数が多いということでしたら、ぜひ足元灯はつけておかれた方がいいですよ。

省エネも大切ですが、安全はもっと大切ですよ、
お義母さん。

えころさんのおっしゃるとおり、安全面や防犯面は決しておろそかにできない部分ですよね。
ただ、調光したり、タイマーで自動的に消灯したり、はたまたセンサー付のあかりにすることで、省エネは充分可能です。安全・防犯と省エネ、どちらも両立できる方法がありますよ、きっと。

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