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【第三回】
ライフスタイル次第で、
自己消費量には大きな差が出ます

モデル例を見せながら、ゼロハイム博士の自己消費量レクチャーが続きます。
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さて、前回お見せした3kW~6kWの時間帯別発電量+消費電力量グラフをもう1度見てみましょう。これは太陽光発電の容量の違いをメインにしたグラフです。

そして、次にこのグラフを見てください。今度は太陽光発電の容量を4kWに固定して、消費電力量の違いを「多い」「平均」「少ない」の3タイプに分けて表現しています。点線と実線が入れ替わったので、お間違えのないように。

4kWに絞って24時間にしたんですね。しかしこれは......

夜間に使う電力って多いのねぇ!

朝晩に消費電力が多くなるのは、みなさんのライフスタイルを思い出してみればわかりますよね?

ええ。昼間は私とエネだけだけど、ヒカリやパパが帰ってきたら、ごはんを食べたりテレビを見たり、いろいろするものね。

さらに上のモデルでは、エコキュートが深夜にお湯を沸かしていますので、深夜時間帯に結構電気を使っています。

そうか。エコキュートが動いてるんだな。

24時間のグラフでも、お昼の12時時点の数値を見てみましょう。


同じ4kWで発電量は変わりませんから、自己消費量が多いと売電量が少なくなります。

発電量=売電量+自己消費量だから、容量が同じ4kWだとそうなりますよね。

さらに、これを1年間のグラフにしてみましょう。
こちらでも、発電量は一定になります。

自己消費だけでなく買電量でもすごい差がついてますね。

消費電力が多いご家庭の場合、昼間は自己消費分が多く、夜は買電が多くなります。
逆に少ないご家庭の場合は、両方とも少なくなります。「昼は自己消費が多いが、夜は買電が少ない」なんてユーザーは見たことがありません。

自己消費(昼)と買電(朝晩)にも関係があるんですね。それにしても、すごい差がありますね。

グラフでは、消費電力が多いか少ないかで、2倍ぐらいの差がついています。というのも、いくら省エネしても必要最低限の電気は必ず使いますから、「少ない」ご家庭の限界は確実にありますが、「多い」ご家庭は電気代さえ払えれば限界がありません。それが表現されています。実邸の調査でもこの傾向は確認されているんですよ。

ウチは限界あるからね。

わかってます(笑)。

では、上のモデルグラフを光熱費にして計算してみましょう。

はぁ~、同じ4kWの家庭でも、消費電力が多いか少ないかで、これだけの差がつくんですね。

「少ない」家は、ほとんど光熱費ゼロね。

ライフスタイルが光熱費に与える影響の大きさがよくわかりますね。また、こういった表に出てくる売電金額は、発電量-自己消費量を表していますから、売電量=発電量ではないことを、念頭に置いて見てください。昼間に自己消費された電力量が隠れているんです。

なるほど。僕たちはつい、売電=発電と思ってしまいがちですが、実は自己消費した分がマイナスされているわけですよね。

その自己消費量をいかに抑えるかが、光熱費を少なくすませるポイントなんですが、残念なことに、自己消費量というのは電力会社の請求書には表示されないんですよ。
※画像をクリックすると拡大表示します。

ごらんのとおり、表示されているのは購入電力量、つまり買電量だけです。昼間発電して、自分たちで自己消費した分はどこにも記載されていません。ですから、電力会社の請求書だけチェックしていても、自己消費量の多さに気がつかない方が多いんですよ。

確かに、僕らも博士からレクチャーを受けるようになって、やっと自己消費量の存在に気がついたぐらいですから。

次回は、売電量・買電量が光熱費に及ぼす影響について、ご説明します。
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