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【第五回】
新たな買取制度のこと、
わかる範囲でお答えします。

さて、発電量と自己消費量・売電量や電気代などの説明がひととおり終わりました。ここで、えころさんが最初に質問した新たな買取制度のお話に戻ります。
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ここまでいろいろお話ししてきましたが、えころさんご夫妻には、もうすでにご存じの事柄が多かったでしょうね。

確かに聞いた覚えのあるお話もあったんですが、新しく知ることもありましたし、改めてご説明していただくと理解が深まります。

そろそろ、本日の最初のご質問に戻りましょうか。

えーと、最初の質問ってなんだっけな?

来年からはじまる2倍買い取り制度のことよ。

あ、そうか。

日本がこれから導入しようとしている新たな買取制度のポイントは、発電量ではなく余剰電力を、現在電力会社が買い取っている価格の約2倍で買い取る、ということです。下の図でいうと、買い取ってもらえるのは売電部分にあたります。

ウチは東京電力の「電化上手」だから、第4回の料金体系で確認すると、売電単価は28.07円/kWh。これが2倍の約56円になるということですか?

そうはならないです。行政が説明に使うモデルでは、現行約24円/kWhが約48円/kWhになると説明しています。

あれ、24円ってずいぶん安い設定ですね。

実はえころさんが利用されている「電化上手」は、売電単価がいちばん有利になる季節別時間帯別電灯契約なんですよ。約24円/kWhは、全国の電力会社のいろいろなケースを想定した結果、算出された金額だと思います。

単純に今の売電単価が2倍になるわけじゃないのね。

とりあえず、この単価で、新制度になったらどれだけ売電金額が増えるのか、計算してみましょう。

う~ん、でもやっぱり大きいわね。年間5万円違うんだもの。

ずっと2倍で買い取ってくれるんですか?

10年間に限定されています。

博士、売電代が2倍で買い取ってもらえるようになったら、当然太陽光発電の容量が大きいお宅の方がトクですよね?

そうですね。あくまでモデル計算ですが、前のグラフをもう一度見てみましょうか。確かに、太陽光発電の容量が大きくなれば、売電電力量は増加する結果になります。

もし2倍買い取りが決まったら、ウチもソーラーパネルを増設しようかと思っているんです。現在の4kWを6kWにした場合を、先ほどの博士の表を使って試算してみますね。

ほら、売電金額が3.5倍ですよ!スゴイじゃないですか。

パネルの増設は、私もよくユーザーさんからご相談を受けるんですよ。それについては、次回にご説明しましょう。
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