
双子のお子さまの誕生を機に、家を新築したSさまご一家。環境のことを考えて採用した太陽光発電システムは、暖房費がかさみがちな北国でも、光熱費をサポートしてくれています。
◎ツーユーLE
■延べ床面積127.39m2
■太陽光発電5.4kw
■IHクッキングヒーター
■電気温水器
■蓄熱暖房機
段違い屋根が印象的なツーユーLE。片側の屋根全面にソーラーパネルがビルトインされています。
リビングでくつろぐ奥さまとお子さまたち。小さなお子さまたちは真冬でも裸足です。
Sさま自ら設計された外構には、線路の枕木のリサイクル品が使われています。
Sさまが太陽光発電システムに興味を持ったのは、「太陽光発電で光熱費がゼロになる」という新聞記事を読んだことがきっかけでした。5年前、家を新築しようと考えた際も、思い浮かんだのは太陽光発電システムのこと。 「たまたま入ったハイムの展示場に、太陽光発電の実物が展示されてたんですね。さっそく営業担当に相談し、土地探しからお願いしました」 ハイムに決めたのは、展示場で「太陽光発電システム実績No.1」という幟を目にしたため。日本でいちばん太陽光発電を販売しているメーカーなら、安心して任せられると考えました。 実はSさまは造園会社で設計を担当されており、日頃から気候や環境の変化を身近に感じておられます。そんな環境配慮の面からも、太陽光発電に心が傾きました。 「温暖化のせいか、このあたりも昔に比べて雪の量が少なくなりました。少しでも環境にやさしくできればいいなと、自動車にもハイブリッドカーがあるように、家も化石燃料を使わずに省エネできればいいな、と」
リビングにある蓄熱暖房機。季節の変化に合わせて、温度調節します。
Sさま邸があるのは、仙台の山の手にある新興住宅地。山に囲まれた場所にあり、都市部よりも雪が積もりやすく、寒さも厳しいところですが、蓄熱暖房機で暖められた邸内は快適な温度です。 「石油ストーブは化石燃料を燃やすから、空気が汚れて換気が必要ですよね。それに毎月灯油を買いに行くのも手間ですし」 20℃に設定された室内はほんのり暖かく、玄関やキッチンにも温度差がありません。お子さまたちは冬でも室内ではすぐに裸足になり、LDKや和室を転げ回って遊んでおられます。 「外はマイナス5℃でも、室内はつねに20℃。少々肌寒い日があっても、上に1枚重ね着すれば平気です」
新築と同時に購入した生ゴミ処理機。「これで生ゴミの量はかなり減りますね。もちろん、深夜電力を使って動かしています」
キッチンのシーリングファンも白熱灯から電球型蛍光灯へ付け替えました。ファンで空気を撹拌し、冷暖房効果を高めています。
Sさま邸の2008年の光熱費は年間約4万円。光熱費はFANサイトの「わが家の光熱費家計簿」で管理されています。そのデータを拝見すると、5月~8月は売電代が買電代を上回る黒字収支ですが、冬は北国ということもあり暖房費がかさみがち。しかし、太陽光発電とオール電化、そして断熱性の高い住まいの恩恵を受け、以前住んでいたアパートでは月2万円かかった電気代が今は月平均3500円程度に抑えられています。 省エネ性を考えて、Sさまは新築の際、照明器具をすべて蛍光灯に統一。夏はエアコンを使わず、窓を開けて風を通すだけで過ごされます。 また、普段から環境問題に貢献できるよう、リサイクルできるものはすべてリサイクルへ。生ゴミ処理機を購入してゴミの量を減らし、できた堆肥は家庭菜園に再利用。家庭菜園では春から秋にかけて、ニンジン、ミニトマト、枝豆、キューリ、ジャガイモなどを栽培し、採れたての野菜が食卓に上ることも少なくないとか。 唯一、Sさまが後悔されているのは、エコキュートを採用しなかったこと。「話が盛り上がらなくて電気温水器にしたんですが、エコキュートならもっと省エネできましたね」
娘さんが環境をテーマにした絵のことを説明してくださいました。作文でも表彰されたことがあるそうです。
こうしたSさまのエコロジーに対する姿勢は、いつのまにかお子さまにも影響を与えています。 小学5年生の娘さんは最近、「環境にやさしい飛行機」という絵を描いて、学校で表彰されました。絵の内容は、ソーラーパネルが付いた飛行機です。 「学校で環境教育の授業がありますから」と謙虚におっしゃるSさまですが、その横で娘さんがこんなことを教えてくれました。 「学校で教わったんじゃなくて、パパがいつも"ソーラーは自然にやさしいよ""ムダに電気をつけてると環境に悪いよ"と言ってるのを聞いて、なるべく自然の力で飛べる飛行機がいいな、と思いました」 「そんなこと言ったっけ?」と、やや照れ気味のSさまでしたが、日頃の暮らしぶりが立派な環境教育として実を結んでいることが窺えました。




